なぜJリーグは今季降格無し・昇格有りの方式を決断したのか?(関連まとめ)(カルチョまとめ)

なぜJリーグは今季降格無し・昇格有りの方式を決断したのか?(関連まとめ)(カルチョまとめ)

あわせて読みたい

なぜJリーグは今季降格無し・昇格有りの方式を決断したのか?(関連まとめ)

【サッカー】<Jリーグ>来季はJ1最大20チーム?!なぜ昇格あり降格なしの新方式を決断したのか?
https://ift.tt/2QzimsN
Jリーグ2020キックオフカンファレンス.jpg

1: Egg ★ 2020/03/20(金) 07:49:28.83 ID:N+xw3ime9.net

世界中で脅威が蔓延している新型コロナウイルス禍に直面し、先月下旬から公式戦開催を中断・延期しているJリーグが、今シーズン限定でリーグ戦の実施方式を大きく変えることを決めた。

 最終的な順位によってJ1からJ2、J2からJ3へ複数のクラブが降格する制度を廃止。J2からJ1、J3からJ2へは通常通り昇格する制度を継続することが、19日にウェブ会議方式で臨時開催された、J3までを含めた全56クラブの代表取締役社長らで構成される実行委員会で承認された。

 Jリーグの最高議決機関は理事会となる。しかし、今月17日に開催された直近の理事会で競技運営ルールに関しては、実行委員会における承認事項が理事会の議決事項と同じ位置づけになることが承認されていた。臨時実行委員会終了後にオンライン形式で行われたメディアブリーフィングで、Jリーグの村井満チェアマン(60)が異例の方式で再開後のシーズンに臨むことを明らかにした。

 昨シーズンを例にあげれば、J1から最下位のジュビロ磐田と17位の松本山雅FCがJ2へ降格し、16位の湘南ベルマーレはJ1参入プレーオフ決定戦で徳島ヴォルティスと引き分けて残留した。J2からは最下位のFC岐阜と、21位の鹿児島ユナイテッドFCがJ3へ降格している。
 こうした降格措置が凍結され、一方でJ2およびJ3の上位2位までが上のカテゴリーへ昇格する。必然的に2021シーズンのJ1は最大20クラブで戦うことになるが、例えばJ1クラブライセンスを付与されていないクラブが2位以内に入った場合は、昇格するのは1クラブだけになる。

 17クラブで戦った1997シーズン以来となる、奇数のクラブ数でリーグ戦を開催する可能性もあるなかで、それでも降格制度を今シーズン限定で廃止する理由はどこにあるのか。答えは終息する気配がまったく見えない、新型コロナウイルス禍と密接にリンクしている。

3/20(金) 5:06配信 THEPAGES
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-00010000-wordleafs-socc

写真https://amd.c.yimg.jp/amd/20200320-00010000-wordleafs-000-2-view.jpg

2: Egg ★ 2020/03/20(金) 07:50:06.01 ID:N+xw3ime9.net

 Jリーグは4月3日を目標にすえて、公式戦を再開させる準備を急ピッチで進めている。ただ、この日の臨時実行委員会では、再開の可否に関する議論はいっさい行われていない。Jリーグ事務局と全クラブとの間で確認されたのは、村井チェアマンによれば「サッカーに対してどのように向き合っていくのか、という基本姿勢に対する目線の高さを合わせる」ことだった。

「結論を言うと、再開のタイミングがいつであってもさまざまな障害がこれからも現れる可能性があるけれども、そのなかでも意思をもってサッカーを続けていこう、となりました」

 ここで言う「障害」とは、実際にどのような事態が考えられるのか。目標通りに来月3日に再開されれば、過密日程にはなるものの、シミュレーション上ではすべての公式戦を消化できるという。

 一転して新型コロナウイルスが終息せず、例えば再開が4月下旬や5月以降にずれ込めば、村井チェアマンの説明によれば4つの障害事例が浮かび上がってくる。いずれも国内外の報道で取り沙汰されている、東京五輪が中止または延期される事態は想定には入っていない。

【1】あるクラブはホームで、またあるクラブはアウェイで想定以上に連戦が続くケース。味の素スタジアムが東京五輪の使用スタジアムになっているFC東京を例にあげれば、現状で6月から8月まで8連戦が組まれているアウェイ戦がさらに拡大する。

【2】再開される日程によっては、約1カ月あまりの中断期間を設けている東京五輪中に試合を行わざるをえない可能性も出てくる。その場合、U-23日本代表へ主力選手を輩出しているクラブとそうではないクラブが現れる。

【3】所属する選手から新型コロナウイルス検査で陽性反応者が出た場合は、当該選手だけでなく、行動履歴から濃厚接触と断定された選手も隔離するプロトコールが厳密に適用される。結果として選手の絶対数が足りなくなった場合は、ユース所属の選手を起用してでも公式戦を続行させる。

【4】特定エリアで政府が新型コロナ特措法による緊急事態宣言を発令した場合、試合の中止や延期、あるいは無観客での試合開催を余儀なくされる。

3: Egg ★ 2020/03/20(金) 07:50:41.55 ID:N+xw3ime9.net

いずれのケースも、リーグ戦を成立させるための条件である、競技の公正性や公平性を損なうおそれがあるとJリーグ側は考えている。例えば【3】でユースの選手を多く起用すれば戦力ダウンは免れないし、あるいは【4】の無観客試合ではファン・サポーターの応援の後押しを受けられない分だけパフォーマンスが落ちるかもしれない。全体で合わせた目線の高さを村井チェアマンが説明する。

「ひとつずつの事例を公平だ、不公平だとあげていくのは、この非常事態のもとではきりがない。そういう判断がありうるなかで、Jリーグとしてどのような困難があっても、不公正があっても、不公平があっても、ある意味でそれらをクラブ全体で飲み込んでスポーツに向かっていこう、となりました」

 公式戦の再開へ向けて、Jリーグは4つのプロジェクトチームをフル稼働させている。そのうち大会日程、そして競技の公正・公平性を担当する2チームの合同で、降格リスクをあらかじめ排除する案が臨時実行委員会で答申された。承認に至るまでの経緯を原博実副理事長(61)が補足する。

「簡単な決断ではなかったことは、各クラブの方々と話していても感じました。ただ、どうしてでもリーグ戦を成り立たせ、Jクラブを維持させていくためには、少々不公平があっても試合をしていくというモチベーションを作りたかった。それを考えたときに、今シーズンに限っては降格という要件をなくそう、ということをみなさんに理解してもらいました」

 リーグ戦が公正・公平のもとで行われないことを想定すれば、降格だけでなく昇格も凍結させるべきではないか、という意見もあった。後者を継続させた理由を、村井チェアマンはこう説明する。

「我々としては目標に向かって選手たちが頑張っていく姿を推奨したいし、結果を残した選手たちに対しては報いていきたい。だからこそ、こういう状況のなかでも頑張った象徴となる昇格は残し、ある意味で競技結果に対する大きな罰則ともとらえられる降格は、今回は保留しようとなりました」

 今後は日本野球機構(NPB)との共同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第4回会議を23日に開催。東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授(感染制御学)を座長とする、専門家チームの助言も判断材料に加えながら、25日に再び開催する臨時実行委員会で4月3日に公式戦を再開できるかどうかの可否をくだす。村井チェアマンが続ける。

「4月3日の再開であればすべての試合ができるわけだから、降格や昇格も通常通りに、という考え方もぎりぎりまで留保していた方がいいのでは、という意見もありました。ただ、日々状況が変わっていくなかで、本当ににっちもさっちもいかなくなったときに降格なしという考えを出すのではなく、あらかじめ決めておいた上で再開に備えた方がいいと、最後は総意で決まった次第です」

 試案ではリーグ戦全体を成立させるための消化試合数のパーセンテージが75%以上、例えば1クラブあたり年間34試合を戦うJ1ならば26試合以上と弾き出されている。その問題やJ1昇格プレーオフの取り扱い、そして2021シーズン以降の昇降格などの付帯細則も同時進行で急ピッチで詰めていく。

 前例のない緊急事態に直面しているからこそ、常識にとらわれない発想が必要になる。先頭に立つ村井チェアマンの強いリーダーシップのもとで、サッカー界が一丸となって難局を乗り越えていく。

▼記事の続きを読む▼

続きを見る(外部サイト)

カルチョまとめカテゴリの最新記事